過去の講演会詳細

2008/11/09

「学びあって子育て」講演会 ・・・11/9 中央公民館 中講堂にて実施
   「学びあって子育て」講演会として・・・

 講師 : 「今泉吉晴」先生(ナチュラリスト・理学博士)

 テーマ : 「生きる力を森の中で見つける」

 講師紹介 : 山梨と岩手の山林に小屋を建て、森に暮らす野ねずみやムササビ等の観察研究を続けておられ、著書に「空中もぐらあらわる」「シートン」などあり、翻訳書には、「シートン動物紀」等多数あります。
2005年には、三原第5中学校で講演もされたことがあります。

 共催 : ほんごう子ども図書館
 後援 : 三原市教育委員会、三原市ボランティア 市民サポートセンター

の方々のご協力のもとに、講演会を実現する運びとなりました。
                            (ご協力ありがとうございました)

 

<講演会の内容>

 自己紹介を写真等で説明
 
 山小屋での生活、山中の散歩
 
 小動物の育つ力・・・実際に飼育し観察しているムササビの話や写真をスライドにて(著書も出版)


○ 今までの講演とは少し視点を変え、自然との関わりから子育てのヒントが見つかればと思いました。

 

○「学びあって子育て」講演会アンケート集計結果
 
   意見・感想

  ・ 自然の中で生きることの豊かさを知りました。
  ・ 生物に興味が無かったが、動物に興味を持ち、動物の本を読んでみたくなりました。
  ・ 大人の主導で子どもを育てるのではなく、子どもの生きる力を信じ、又、自ら生きる力を養うことが大切だと思いました。
  ・ 今と違い昔は、自然との関わりが濃いかったと思います。今の子どもたちは、自然から遠ざかっているような気がします。
  ・ もう一度子どもに帰って、野山を遊び回ってみたいです
  ・ 話が具体的なものではなく、子育てに直結しておらず難しかった。
  ・ 話の内容をしっかりと聞き、理解するには時間が短いかなと感じた。

 

○「学びあって子育て」講演会の気づきと感想(関係者)

  ・ 参加人数106名と多数来ていただけた。
  ・ 今泉先生との打合せが思うようにできず、厳しかった。
     (自然観察のため山林にて生活しているため連絡が難しい)
  ・ 事前勉強会を行ってよかった。
  ・ 社会や環境問題に興味がある人は参加しやすいが、子育て真っ最中の人には中々難しい内容だった気がした。
  ・ 参加者の年齢が、子育て中の親より高い気がした。
  ・ 人間も自然の一部、他の動物より言葉という文化をたくみにあやつっているが、言葉とは違う本音を、視線・動作・表情でわかる  ことを動物を通して気づかされることがあると思った。
  ・ 子どもたちも一緒に散歩をしながら、自然を感じ学ぶスタイルの講演がよかったのではないかと感じた。
  ・ ボランティアセンターを通じて、ご協力いただいた団体の方々に感謝ありがとうございました。